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レンタルサーバーミニムご利用ガイドマニュアル
サイトマネージャ 送信ドメイン認証設定
サイトマネージャ > 「送信ドメイン認証設定

送信ドメイン認証設定のページです。SPF/DKIM/DMARCの共通設定、およびTXTレコードを個別に設定します。

▼SPF (Sender Policy Framework)について
SPFはドメインのDNS情報のTXTレコードとして設定されます。
メールの送信先メールサーバーがSPFでの認証方法を採用している場合、送信者アドレスのドメイン部分を参照し、DNS情報と照合した上で正しいネットワークから送信されたものかどうかを判別します。差出人メールアドレス詐称によるSPAMメール発信を防ぐ手段のひとつとなります。
(ただし、すべての送信先メールサーバーがこの方法を導入しているわけではございません。SPFを採用してない送信先メールサーバーの場合はSPF設定内容に関わらず、どちらも同じ形でメールが処理されます。))
TXTレコードに記載される形式は IN TXT "v=spf1 +a +mx +ip4:18.97.9.169 +a:mail.example.jp +mx:mail.example.jp ~all" となります。

▼DKIM(DomainKeys Identified Mail)について
DKIMもSPFと同様にドメインのDNS情報のTXTレコードとして設定されます。
DKIMはメールを送信する際にサーバーで電子署名を行い送信します。 受信側サーバーが電子署名を検証することで、 送信者のなりすましやメールの改ざんを検知します。
電子署名の検証に必要となる公開鍵はDNSサーバのTXTレコードで公開されます。 受信者サーバーは受け取ったメール中の署名者に関する情報からドメインを特定、 DNSサーバへ問い合わせることで公開鍵を取得し、なりすましや改ざんを判断する、という動作になります。

▼DMARC (Domain-based Message Authentication, Reporting, and Conformance)について
DMARCもドメインのDNS情報のTXTレコードとして設定されます。
DMARCは、SPF/DKIMを利用したメールのドメイン認証を補強する技術です。ドメイン認証失敗時にのメールの処理を、 送信側が受信側に対して表明する仕組みです。 受信者は認証に失敗した場合にDNS情報から送信者のポリシーを参照し、 メールの処理を決定します。

1.「TXTレコード 共通設定」


マスタードメインおよびドメイン設定をしているドメインに対して共通のSPF/DKIM/DMARC設定となります。
(ただし個別追加でv=spf1を設定しているドメインを除く)
項目 説明
現在の設定 未設定か設定中か現在の状態を表示します。
設定する 未設定の場合は「設定する」、
設定中の場合は「設定を変更または上書きする」「設定を解除する」の選択となります。
SPFレコード 「ミニムからのメール送信のみを許可」
ミニム指定のメールサーバーおよびWEB MAILのみをメールソフトでSMTPサーバーとして設定している場合はこの設定をお選びください。
「ミニムと指定の外部サーバーからのメール送信を許可」
ミニム指定のメールサーバーとWEB MAIL以外に例えばインターネット接続プロバイダやフリーメールアドレス等、外部のメールサーバーをSMTPサーバーとしてメールを送信することのある場合等はこの設定を選択して、外部メールサーバーのIPアドレスまたはホスト名(あるいは両方)を入力してください。
「ミニムと指定の外部サーバーからのメール送信を許可」の入力画面
「ミニムと指定の外部サーバーからのメール送信を許可」を選んだ場合は、IPアドレスに外部サーバーのIPアドレス、またはホスト名に外部サーバーのホスト名、あるいは両方を入力してください。
 
2.「TXTレコード 個別追加」


ドメインそれぞれ個別にTXTレコードを設定できます。

項目 説明
設定ドメイン ドメイン名を選択します。
ドメイン設定をしているすべてのドメインから選択できます。
TXTレコードの入力 設定したいTXTレコードを入力してください。
例えばGoogle Postmaster Toolsを利用した場合、指定されたTXTレコードを入力してください。
※Google Postmaster Tools はメールが迷惑メール扱いされることを防ぐ1つのツールとしてGoogleが提供しているサービスです。
 
誤った設定で相手先サーバーでメールが正しく処理されなかった場合でも当社では責任を負いかねますので、SPFの仕組みに関してお客様ご自身で十分ご理解いただいた上での設定をお願いいたします。

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